V61995ken’s diary

そこら辺の大学生の日記です

サヨナラはまだ早いから~前編~

こんにちは。あんまり文章うまくはないんですけどここ2か月弱の感情を整理したくて書き始めました。

 

ほとんど自己満足でしかないけれど、もし誰か一人でも共感してもらえる人がいたらいいなーと。

 

私は2018年ごろからV6にハマったド新規で、掛け持ちもたくさんしてるからまだまだ知らない曲もあるようなヲタクだけどそれなりにV6のことが好きで。

 

受験期にハマったV6のファンクラブに入ること、円盤を見ることをモチベに受験を乗り切ってきた人です。

 

知れば知るほど、どんどん沼に溺れていくV6を好きになったことはとても幸せだなあと日々感じています。

 

本当にV6を応援してきて悲しいことなんか何もなくて。たくさんたくさん幸せな気分にしてもらってきました。

 

 

そう、あの日までは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年3月12日午後3時過ぎ

私はサークルの新歓ブログを書きながらTwitterしていた。

メールが来た。

 

「V6から大事なお知らせがあります

午後4時になったらファンクラブのサイトで発表します」

 

こんな感じだったと思う。

最初は「健くんか坂本くん結婚するのかなあ」なんてのんきに考えてた。

なんなら「え、もしかしてライブ???」脳内お花畑。もはやあっぱれ。

ただだんだん考えているうちに「V6全員から」の部分が引っ掛かった。

ライブは急に発表するもので、こんなに重々しくない。

結婚発表も全員から、なんてことはない。

 

嫌な予感がした。もしかして、というのはどっかに浮上していたのかもしれない。

でも考えたくなかった。怖かった。ただただ怖かった。

 

もう4時まで何も手がつかなかった。割とすらすら書けていたブログも書けなくなった。一文字たりとも進まなかった。

 

午後4時

少し前からFCのサイトにログインしていた。

更新ボタンを押した。

 

「V6からのお知らせ」

 

押した。

 

物々しい雰囲気だった。少し長い前置きをスクロールした。

 

 

 

「僕たちV6は、2021年11月1日をもちまして、解散します」

 

 

 

意味が分からなかった。

 

 

頭が真っ白になった。夢を見ているんじゃないか。本気で思った。

 

1人でベッドの上で「なんで」「どうして」ただこれだけをスマホに向かってぶつけていた。

 

泣くしかなかった。気づけば泣いていた。

 

混乱状態で動画も見た。

 

ほとんど井ノ原くんが説明してくれた。

 

重すぎないように淡々と。

 

辛くて悲しくってたまらなかった。でもそこにいたのはやっぱりいつものV6だった。

 

悲壮感なんてものはなかった。

 

動画の最後には「よーし、飲み行くか!」なんて言っちゃって。どうせそそくさと帰ったくせに。でもそんなところはやっぱり大好きで。

 

「次のステップに進むためのもの」

そんなこと言われたって受け入れられない。

 

やっとやっと高3で好きになって今年、念願の健くんを生で見られたばかりなのに。

今度は全員に会いたいなーって思ってたのに。

大学で素敵な長野担に出会えて、ライブ行こうねーって話していたのに。

 

トニフィフコンで流れたファンからのサプライズ動画。

「メンバーが確かにあの時微妙な顔をしていた」、なんて言葉をTwitterで見かけたけど、私は全く気付かなかった。

 

「みんなに会いたかったなあ」

健くんが涙目で心の底から言ってくれたこの言葉は表面通りにしか受け取っていなかった。

 

予兆なんて何もわからなかった。

そりゃあ、嵐とかJUMP, WEST、スノストに比べたら新曲を出すペースは遅い。

でも、V6は永遠に続くものだって信じて疑わなかった。曲を出すスピードは遅くても、ライブを何年かに一回しかやらなくても、ずっとずっと存在し続けるんだって。

そして待ちに待った新曲はヲタクの期待値を超えてくれる6人が好きでたまらないんだ。

 

 

 

 

ワイドショーでも特集された。見た。でも実感がわかなかった。

もはや「無」だった。

 

 

大好きな6人の姿を見られるタイムリミットが7か月半。

 

初めて直面した自軍の解散。

 

 

目の前が真っ暗になった日。

 

 

3月13日

 

この日、ミュージカルをサークルの人たちと見に行く予定だったから頭が働いていないまま、迷惑をかけるわけにはいかなくて向かった。

席がたまたま私だけ後ろだったのはせめてもの救い。

ヲタばれしていなかったし、誰かと笑顔で話すなんて気力はなかった。

多分事務的な話しかせずに、そのあと予定があったのをいいことに帰った。

ミュージカルの内容はほとんど頭に入ってこなかった。

 

 

夜はトニセンのラジオを聞いた。収録だからいつもと何ら変わらない「ネクジェネ」だった。しょうもない3人のやり取りを聞いてたら笑えてきた。やっと笑えた気がした。

 

 

 3月15日

2日たてば当たり前だけど、ワイドショーも取り上げなくなった。

 

大げさだけど、世間から取り残されている気がした。

 

この日、リア友が当ててくれたANOTHERに行った。楽しかった。純粋に。

 

ただ、キラキラ輝いてたくさんの未来を創っていくであろうジュニアはまぶしすぎた。

 

 

帰りの夜行バスで「三宅健のラヂオ」を聞いた。

声を殺して泣いた。

舞台の公演中なのに緊急収録してくれた健くん。

「びっくりさせてごめんね」

なんて謝らなくていいのに。

結論に至った過程、健くんの思いが30分にギュッと詰まっていた。

ヲタクにどこまでも寄り添ってくれる健くんの言葉だった。

 

2021年3月15日のラヂオ|三宅健のラヂオ|bayfm 78.0MHz ベイエフエム

 

「泣くのなんて本当に嫌だったんですけど、涙が止まらなかったので、ファンの人たちにも、自分の感情に素直になってほしいなって思ったんですね。我慢するのなんて辛いから、我慢なんてしないで、悲しい時は悲しいと思えば良いと思うし、涙が出るなら涙を流したほうが良いし、泣くだけ泣いて、悲しむだけ悲しんだほうが、人として正しい感情じゃないかなと思うので、みんなには我慢をしないでほしいなと思います。

健くんの気持ちを素直に伝えてくれてどこまでも優しいラジオだった。とんでもなく優しくてとんでもなく強い人だと思った。この30分でどれだけの人が救われたんだろう。

 

そして何より、

「悲しむのは11月2日以降もできる」

 

本当にその通りだと思った。でも理屈ではわかっていてもまだまだ受け入れられなかった。

ただ、今は受け入れられなくてもあと残りの時間を全力で楽しもう。

全力でV6の6人が見せてくれる景色を追いかけよう。

ちょっとずつだけど前を向こうと思えた日。

 

 

 

1週間くらいひたすら引きずり続けたけど、バイトしたり、友達と話したりするうちにちょっとずつ元気にはなった。

 

夜は酒飲んでV6見ながら泣いてたけど。

 

ROT最終回はずっと泣いてたからリアタイしたのに何も覚えてなかった。

 

ただ分かったことは私の想像の何倍もトニフィフコンに6人が命を懸けて向き合ってくれていたこと。

 

 

 3月29日

 

長野担とV6鑑賞会してやっぱり好きだ~~~~ってなって絶対ライブ行こうって改めて決めた。

お互い推しはいるけどやっぱり6人がいいよねってなった。

自担以外のソロも楽しいV6はやっぱり大好きだよねってなった。

 

でも、アニバコンで坂本くんが「30周年も、40周年も」って挨拶してたのはしんどかった。20周年のころは6人ともずっと続くって思ってたのかなって。

 

永遠に続くものはない、なんて当たり前のことに気づけないくらいV6は永遠を信じ込ませる存在なんだなあって。

 

そんなこんなで3月は過ぎた。